サッカーの試合

 バタバタした日曜でした。
日曜は朝から私と家内、次女で長男の試合の応援へ。
(長女と長男はフットサルです。)
堺の大きなサッカー場でしたので、
比較的自宅からも近く、
普段の練習試合や予選会場と比べると行くのも楽ちんです。

 昨日の試合は大阪府中央大会のベスト8、
ベスト4をかけての2試合でした。
1試合目は大阪市の有名チーム。
大阪市のチームに在籍時には、
名前だけはよく聞くチームでした。

 ただ前回の試合で大目玉を頂き、
今回はベンチスタート。
後半にアップを命じられていましたが、
出番のないまま試合終了。
終わってみれば5-1と圧倒的な試合でした。

 ただ次の試合は大阪市の超名門チーム。
大会前から今年のU-11世代では大阪府NO.1の呼び声高いチームです。
またこのチームには、
前のチームで同僚だった元チームメイトがバックスにいます。
現在の次男は最前線で出ることが多いため、
もし試合に出られたらガチンコ勝負で楽しいのにと、
その子のお父さんとも試合前に話をしていたんですが、
試合には出れないだろうな...。

 などと思いながら試合開始。
当然ベンチスタートでしたが、
前半まさかの交代で試合に出して頂きました。

 交代して直後に次男のヘディングがバーに当たり、
跳ね返りを押し込んで先制点。
その後1点追加して、
前半を2−0で折り返しました。

 ところが後半からが凄かった...。
相手チームの怒濤の攻めで同点に追い付かれ、
最早これまでかと言うシーンの連続。
噂通り本当に強かったです。
ただ時折カウンターを仕掛けながら、
本大会予選を通じて2回目のPK戦となりました。

 PK戦に入っても、
誰も失敗しません。
次男は7人目のキッカーでした。
つまりキーパーを除いた最後の順番(8人制)です。

 以前のチームでPKを外して以来、
正直PKには苦手意識があり、
どうか廻ってきませんようにと願いもむなしく、
1回目のPK....。

 何とか決まりましたが、
うちの子だけ球が逆回転してる...。

 勝負は1巡目でも勝負が付かず、
2巡目に入り、1人目、2人目、3人目.....。
また廻ってきました...。
今回のシュートも微妙な逆回転でキーパーの手に収まりながら.....、
すり抜けました。
半笑いで戻ってくる次男...。

 その後のPKで、
相手チームの元チームメイトのシュートがクロスバーで試合終了....。

 何と言っていいか、
素直に喜べません。
勝負の世界はそんなものと言えばそれまでですし、
次男は必死に頑張ったとは思いますが、
その子は兄弟揃ってのサッカー兄弟。
しかもうちとは比べものにならないくらいの。

 その子の長男はうちの長男憧れの同級生で、
元チームメイトでした。
未だにその当時を思い出しては、
その当時のチームの余韻に耽るくらいのカリスマ。

 次男同士も同じチームではありましたが、
うちの子とはちょっとレベルが違う世界でした。
その子が移籍した後の試合では、
あいつがいればなぁ...何てみんな言っていましたから。

 その子が静かに泣いている姿や、
その子の肩を抱くチームメイトを見ていると、
良いチームでサッカーやって、
次はまた恐ろしく強くなるんだろうなと思います。

 是非またやっているのを見てみたいです。
素晴らしい試合でした。
その結果、

 2−2(PK戦 14−15)で辛くも勝利し、
大会ベスト4となり関西大会出場が決まりました。

 次男はまたこの1週間怒られるんだろうな...。

ゲート

 今日のニュースのようですが、
大阪大学の研究グループが、
世界で初めて脳や脊髄などの中枢神経に細菌が入るルートを発見したということです。

 元々脳や脊髄などの中枢神経には、
直接大きな分子のものは入れないようにフィルターが付いています。
これを血液脳関門といいまうす。
そのため薬などの脳の中には届かないため、
パーキンソン病の薬なども脳の中で活性化するように、
形を変えてあります。

 今回見つかったルートは、
何と第5腰椎(腰椎の一番下)にあるらしく、
そこから血管内に入るそうです。
ただその入り口は普段閉ざされており、
あるきっかけで血管の血流量が増し、
ゲートが開く仕組みになっている。

 また今回の研究では、
そのゲートを開ける仕組みも発見されました。
今回発見されたのは、
CMでも有名なヒラメ筋との関係です。

 ヒラメ筋はふくらはぎの深い部分にある筋肉で、
立ったり歩いたりという際には重要な筋肉です。
つまり重力に抗して使われ、
抗重力筋とも呼ばれます。

 このヒラメ筋に刺激が加わると、
自律神経の交感神経を介して第5腰椎のゲートが開くようです。
自律神経と免疫の関連は深く、
今回の発見を通して、
「鍼灸の刺激で何故様々な病気治療に効果を挙げるかを解明出来るかも。」
とありました。

 この辺りはもう少し調べて、
分かり次第ブログでも少し触れたいと思います。

睡眠

 睡眠が重要なことは言うまでもないのですが、
案外最近のお子さんは睡眠時間が短いようです。
朝が早いと言うよりは、
どうも寝る時間が遅い。

 我が家はと言うと、
基本的に子どもが小さい頃から時間軸が一般家庭と違ったようで、
子どもが小さい頃は土日になると4時〜5時の間に夕食。
そのままお風呂に入るので、
大体夕方の6時過ぎには寝る体制が出来ていました。

 そのため大体遅くとも7時半までには子どもは就寝し、
朝6時前には起きていました。

 睡眠時間がしっかり取れると、
子どもたちは非常に元気です。
逆に睡眠時間が短いと、
嘘のように体調不良になります。

 そういえば、
まだ次女が産まれる前の盆休みに、
みんなで蒜山高原にお泊まりに行こうと計画したことがありました。
かなり安いペンションがあり、
そこの目玉はカブトムシを敷地内で捕れること。

 まだ当時はカブトムシやクワガタ大好きな時期でしたから、
家族5人で予約を取りました。
ところが前日から長女が発熱でダウン。
仕方なくキャンセルしようかと思いましたが、
家内に長女と留守番するから男3人で行っておいでと言われ、
男3人で旅行に行くことになりました。

 蒜山方面には全く行ったことが無く、
お盆の中国道の混み具合も分らないからと、
朝6時前から張り切って出発しましたが、
高速は全く混むことなく蒜山まであっという間に到着。

 到着が早過ぎてペンションどころか、
道の駅さえも開いていない。
でも張り切って朝靄の中、
田んぼや川でカエル捕りなどを始めました。
10時頃近くの遊園地が開くと同時に入り、
まだ日差しの強いお盆の炎天下に遊園地を巡り、
更に釣り堀があるということで移動してマス釣り。

 更にまだチェックインまでには時間があると、
近くの牧場を巡り、
更には乗馬と時間をたっぷり使い、
いよいよチェックインという辺りから次男の頭痛が発生。

 長女の風邪が伝染っていたのかと、
目玉のジンギスカンもそこそこに部屋に戻り、
もうすぐカブトムシを捕りに行くという時に遂にダウン。

 長男は行きたそうなので、
ペンションの奥さんに部屋で寝かせているのでお願いしますと言付けして、
長男と二人でカブトムシを捕りに行きました。
その結果大きなつがいを捕まえ上機嫌でペンションへ戻ると、
死んだかのよう動かない次男が口を開けて熟睡。

 私も流石に疲れて寝てしまったのですが、
前日の6時から寝た次男が翌日の早朝から完全復活し、
ただの寝不足だったことが判明。
翌朝の次男の元気なこと...。
こっちは前日の疲れが出ているのに、
俺も捕りに行きたいと早朝からまた雑木林に行かされました。

 そのカブトムシたちはその後200匹程度まで繁殖し、
子どもの同級生、私の患者さん、患者さんの子どもの同級生と広がり、
暫くは虫の先生と言われました。
数年後に子どものサッカーのときに、
途中から入会してきた子どものお母さんに
「もしかして....あの時のカブトムシの冨田さん?」
何てこともありました。

 はっ!いつのまにかカブトムシの話に....。
..違います。
睡眠は大事ですよという話でした。

成長期

 先日からお伝えしていた次男の試合ですが、
昨日中央大会の1回戦でした。

 他の選手の体調不良もあり、
今回も先発で使って頂きました。
但し前半からかなりのオーバーペースで、
トップなのに後ろまで戻って守備をするもので、
後半途中からすっかりバテてしまいました。

 いつもながらのシュートを躊躇う癖も出て、
後半の途中で交代となり、
また後ろのポジションで出たかと思えば、
思うように動けず更に交代となりました。

 結果的には無事勝ち残りました(現在大阪府ベスト16)が、
かなりコーチにはきついダメ出しを貰っていました。
何せ試合中に次男の名前(ダメ出し)ばかり聞こえてきましたから。
試合後も叱られたようで、
サッカーを初めて以来、
初めて試合後に悔し泣きをしていました。

 自宅で他の選手に貰った、
前回の公式戦のDVDをいつもにもなく熱心に見ていましたし、
珍しく人の話を聞いていました。
コーチから言われたことも再確認したようです。

 普段はあまり見ない良い顔をしていました。

 親としてはですが、
今が本当に大事な時期なんだと実感しています。
今までは何となくプレーしていても、
叱られても罵られても試合には出ることが出来ました。

 それがチーム移籍後、
積極的に自分の我が儘を通せるポジションになり、
それに伴う責任を痛感し、
本当に一生懸命しなければ試合にすら出ることが出来ない立場になり、
お客さん扱いだったチームでも、
当たり前に叱られるようになりました。

 ここが正念場ですね。
私自身も本当に必死になって全力で何かをする姿は、
次男に限ってはあまり見たことがありません。
何となくやってもそこそこ何でも出来てしまうので、
ついつい手を抜くし甘えが出てしまう。

 甘えが許されない場でこそ、
本当の力が試されますし、
人としても成長するのではないでしょうか。
次男の本気を見てみたいんですよね。

 長男はまだ自称反抗期ですので、
まだまだ全力にはほど遠いですね。
自分でかなり低いハードルを跳んで満足しています。
「飛ばずにまたげば?」
っていう程度の高さのハードルを。

 なかなか二人が揃って良い状態にはなりませんね。
長男は暫く放置です。
自称反抗期が収まるまでは。
本当の一生懸命を自分で知るのは難しいことです。
特にそれを強いられない環境では。

 もう中学生ですから自分でヤバイと気付かなくてはね。
私が学生時代に経験したような、
人にむち打たれて、
部活に行くのが嫌で嫌で、
でも休むと殴られてなんて環境は、
長男にはさせたくないんですよね。

 長男は、
甘えという名の自称反抗期を乗り越える日が来るでしょうか?
一日も早く来て欲しいもんです。

円形脱毛と睡眠

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 つい先日から子どもの円形脱毛症の患者さんが来ています。

 このお子さんは産まれる前から知っているんですが、
お母さんもかなりマイペースな方でもあり、
その血を引いたのかかなりマイペースなお子さんに育っていました。

 円形脱毛というと10円ハゲを想像する人もいるでしょうが、
実際には頭髪だけでなく全身の毛が全て抜け落ちるような人もいます。
この子の場合にも頭の毛は一旦全て抜けてしまい、
大分生え揃ってきたにもかかわらず、
また抜け出したとのことで来院されたようです。

 私は過去にも同じような酷い円形脱毛を治療したことがありました。
西洋医学的には自己免疫の問題があり、
ステロイド剤が使用されることが多いのですが、
私からすれば結局は日々の不摂生だったり、
過剰なストレスだったりするのだろうと思います。

 様々な理由で頭に熱が籠ると、
熱の発散のために邪魔な髪の毛は抜け落ちてしまいます。
体毛もしかりです。

 この子も例に漏れず多忙な毎日の上に、
就寝時間が遅く子どもの生活をしていない。

 そうすることで陰虚が強まり、
局所的に熱が強まってしまい、
舌先が真っ赤になっていました。

 そこで鍼灸治療と同時に、
早く寝るように指示し、
更に過剰な習いものも整理するように言いました。

 先日2回目の治療でしたが、
幾分頭の熱も抜けてきて、
血の巡りも良くなり快方へ向っているようでした。
毛穴からもボチボチ毛が生えていましたし。

 習いものは相変わらずなようですが、
取り敢えずは早く寝るようにしていると。
子どもなんて本当は、
早く寝るだけで大抵の病気は治るんです。

 でもそれを案外みんなしていない。
それに比べたらうちの子達の睡眠時間といえば....。

未来

 今日の新聞の中に、
「IPS細胞によりドーパミンを分泌することに成功」
というものがありました。

 あまり一般的にはドーパミンは聞き馴染みがないかもしれませんが、
知る人ぞ知る脳内物質です。
有名なところでは、
パーキンソン病の原因物質として知られています。

 つまりこのドーパミンが正常に分泌されなくなると、
パーキンソン症状と呼ばれる様々な症状が出てきます。
顔が強張り無表情となり、
動かそうとしても身体が上手く動かせなくなり、
小刻みに前屈みで歩くようになります。

 当院にもパーキンソン病の方が来院されていますが、
薬の調節が非常に難しく、
なかなか効果的に投薬を行うことが難しい病気なのです。
薬が効きすぎると精神症状(統合失調症的な)が出てきますし、
少なければパーキンソン症状が治まりません。

 この微妙なさじ加減は専門の医師でも難しく、
日々の体調や症状をご家族と相談しながら加減する必要があります。

 IPS細胞自体は、
理論的には様々な細胞に変化することが知られていました。
これを臨床応用すると、
今回のようなパーキンソン病だけでなく、
様々なホルモンの代謝異常(糖尿病など)や、
中枢神経障害(疾患)などにも応用できます。

 ただ基礎研究から応用されるまでには、
途方もない時間がかかりますので、
実際にパーキンソン病に臨床試験になるまでには、
まだまだ時間はかかるでしょう。

 まぁ何事もやらなければ始まりませんから、
この未来の治療が少しずつ進んでいくことを願いましょう。
そうすれば要らない医薬品や、
無駄な医療費も減るでしょう。

 勿論私たちも廃業になるかもしれませんが。

成長(親バカな話だけです)

 書くタイミングを逃して、
殆ど更新作業をサボっていました。

 さて昨日は次男のサッカーが公式戦で、
泉北まで行ってきました。
10月にチームを移籍して、
初めての公式戦です。

 去年の10月に移籍するまでは、
サッカーを始めてからずっとバックスで、
守備専門でやってきたのですが、
移籍先では色々なポジションを経験させて頂いています。

 以前と違い、
積極的に攻撃参加をするポジションですが、
なにせ全くの未経験ですから、
とても試合で通用するようなレベルではありません。
 
 今のチームは、
チームの方針で常にチャレンジを求められます。
以前は攻撃参加をしたくても、
守備の役割が多過ぎで満足に前に行けず、
「前にさえ行ければもっと活躍できる。」
と言っていたのが、
「さぁもっとチャレンジしてみろ!」
と言われると、
チャレンジすることの難しさや怖さが分ったようで、
言い訳ををすることがなくなりました。

 昨日の試合は敗者復活戦ですが、
泉北地区代表の4枠に入る重要な試合でした。
3勝すれば勝ち上がりです。

 今回のチームは個性の固まりのようなチームで、
個人の能力で言えば間違いなくトップクラスですが。
ただ負け出すと歯止めが利かなくなりますが。

 結果だけ言えば、
見事3勝して泉北地区の代表になりました。
試合にもトップで全試合出場させて頂きました。

 1試合目は10−0の大勝で、
次男も2得点。
2試合目は2−2の同点でPK勝ち。
この試合は1得点。
3試合目は3−1で1得点と、
最終戦バテて交代はしたものの、
移籍後一番良い働きをしてくれました。

 まだまだ他の選手と比べれば見劣りしますが、
始めたばかりのポジションで、
諦めることなく動き続けたり、
何よりも得点に貢献できたことは今後に繋がるはずです。

 中学以降のことも考えて移籍したため、
小学生時代、
ましてや5年の間は下積みかとも思いましたが、
自分でも急に成長しているのが分るのか、
サッカーやフットサルが本当に楽しいようです。

 今日は昨日の疲れなのか(恐らく寝不足ですが)、
いつもながらの頭痛で学校を休んでようですが、
先ほど復活したようで、
途中から学校に行ったようです。

 今日は夕方フットサルの試合があるようで、
そちらに参加したいから学校に行くそうです。
前までは体調が良くなっても、
うろうろと家で暇そうにしているだけでしたから、
サッカーは色々と次男に影響があるようです。

 空手をしていたときから長く腐っていた次男ですが、
やっと自分から打ち込めることが出来て良かったです。
サッカーやフットサル関係者の方々には本当に感謝しております。

 子どもは何かと手が掛かりますが、
やっぱり面白いですね。

損?得?

 東洋医学の診察の中に、
望診というものがあります。
西洋医学で言うところの「視診」にあたります。

 この望診の中にも色々と種類があり、
その中に「舌診」というものがあります。
舌診は舌の色や形、苔の色や質、厚さなどから、
その方の体調を知るものです。

 一般の方は、
普段から舌など観察することがないでしょうが、
毎日色んな人の舌を診ていると、
結構色んな事が分ってしまいます。

 そのせいもあって、
あまり普段は人の舌は診ないようにしています。
だって元気そうな人の舌が病んでたりすると、
その後の接し方にも気を遣いますから。

 でも思いがけずTVなどで、
アイドルや女優さんがテレビ用にサービスで舌を出していたりすると、
「不摂生の固まりやな...。」
「本当は嫌なんやろうな...。」
なんて思いながら見てしまいます。

 人の内側というか、
裏側を透かして見ているようで、
得したような損したような気分です。

明けましておめでとうございます

 結構年末ギリギリまで治療所を開けていましたが、
その割には年末年始はゆっくり出来ました。

 今年は今まで以上に専門性の高い鍼灸治療を、
少しでも多くの方に受けて頂けるように努力します。

 まずは不妊治療と眼科疾患ですね。
紹介で来院される方も多いのですが、
そうした紹介の人に満足のいく結果を残せるかどうかですよね。

 信じて来てくれる患者さんに、
しっかり結果を残せるように頑張ります。

 患者の皆様、
本年も宜しくお願い致します。

バセドウ病性眼症

 患者さんにも心配して頂いた次女の鎖骨骨折も、
かなり良くなってきました。
自宅からは出ませんが、
自由に寝返りなどをうっております。

 たまに床にあるもので滑って転んでも、
少し泣いて泣き止む程度には回復しました。
(本当は転んでは駄目ですが)

 さて今日は甲状腺疾患の一つである、
バセドウ病によって起こるバセドウ病性眼症についてです。
バセドウ病の主症状の一つに、
「眼球突出」と呼ばれるものがあります。

 この眼球突出は、
目の周囲の筋肉や脂肪組織の炎症が原因で、
炎症を持って腫れた組織に押し出される形で眼球が突出します。
また筋肉が炎症を持ち動かしづらくなることで、
物が二重に見えたり、
目の中の圧力(眼圧)が上がることでの視神経の障害も起こります。

 炎症を抑えるにはステロイドが使われますが、
ステロイドをあまり使用すると眼圧が上がりやすくなります。
また放射線治療で免疫反応を抑える治療も行いますが、
効果を示さない方もいらっしゃいますし、
副作用も気になります。

 鍼灸治療の場合には、
血流を促して炎症を早く鎮めたり、
自律神経を調節することで免疫系に影響を与え、
バセドウ病性眼症の治療を行います。

 また本来の体調管理を行うことで、
根本的な問題の解決をしていきます。
勿論基本的には西洋医学との併用が基本ですので、
眼科(バセドウ病眼病の治療は眼科で行います)の検査結果を見ながら、
鍼灸治療の効果判定も行っていきます。

 現在、
来院中のバセドウ病眼症の方は、
眼球突出がかなり軽減されました。
継続して治療中ですが、
眼圧もほぼ正常となり点眼薬の中止を計画中です。

 これからも治療実績を積めば、
バセドウ病眼症の治療の選択肢として、
鍼灸治療が認められるのではないかと思います。

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